箕面市外院バス停前にある患者様にとっての最善を考える歯科医院|徳岡デンタルクリニック

箕面市の外院バス停前にある歯科医院です。元気になる入れ歯を作ります。訪問診療致します。

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歯がなくなったときの治療法

歯がなくなったときの治療法
 
歯科治療において3か~6ヶ月に1度の口腔メンテナンスを怠ると、虫歯や歯周病によって歯を喪失します。歯を失うと、口腔機能を回復するためにインプラント、ブリッジ、入れ歯の等の治療方法で歯を補う必要があります。歯を全部無くしてしまったら、総入れ歯にするかインプラントにするかのどちらかです。歯が残っている場合はインプラントブリッジ入れ歯テレスコープ義歯うちのどれかになります。それらの比較で重要なことは、違和感なくしっかり噛めるかどうか、長持ちするかどうかの点だと思います。
 

一般的にブリッジは約8年、入れ歯は5年、インプラントは10-15年以上使えます。入れ歯の一種でテレスコープ義歯も10-15年以上です。補綴物が壊れることもありますが、残っている歯がダメになって作り直しになることがほとんどです。

 

違和感なくしっかり噛めるのは、インプラント>ブリッジ=テレスコープ義歯>>>入れ歯の順となります。

結局、長持ちしてしっかり噛めるのはインプラントとテレスコープ義歯ということになります。どちらも自費治療ですが、インプラントは手術が必要で侵襲的なのに対して、テレスコープ義歯は手術不要で比較的非侵襲的です。費用はインプラントが一本30-40万円します。テレスコープ義歯はインプラントの半分くらいの費用がかかります。

ブリッジはしっかり噛めますが、保険のブリッジの金属には汚れがつきやすいです。その結果土台となる歯が虫歯や歯周病になりやすく寿命が短くなります。この点セラミックやジルコニアの歯は汚れがつきにくく長持ちします。普通の入れ歯も保険のものはプラスチックが主体で撓みやすく骨の吸収が起こりやすいです。自費の金属床は撓まないので骨吸収が少なく長持ちしてよく噛めます。

一般に、入れ歯の咬む能力は部分入れ歯は天然歯と比べて噛む力は30~40%、総入れ歯で約10~20%位です。テレスコープ義歯はブリッジと同じで60%、インプラントは70~80%位です。

しかしながら、抜けた歯の状況は患者さんにより異なり、お口の中の状況も含めて患者さんご自身においてどの程度のメリットがあるのか、またデメリットも良く把握して検討することが必要です。