訪問歯科診療
「生・老・病・死」は人生避けて通れません。正しく向き合うことが大切です。老いと死における「口腔ケア」も苦痛を和らげる方法の一つです。
院長は2000年から歯科医師会で在宅委員会の委員長を務め、微力ながら近くの方へ訪問歯科診療を提供させていただいております。要介護の方で通院が困難な方は是非ご相談ください。
口腔ケアは歯科が受け持つべきですが、現在の介護システム(主治医であるお医者さんとケアマネジャーが直接関わり、歯科は間接的にしか関われない)では歯科の存在が忘れられています。
また、東北大学の調査では、80歳で20本の歯がある人、つまり8020達成者と、残っている歯の数が4本以下の人を比較すると、その一ヶ月の医療費は約6,000円も差があることがわかりました。8020達成者は年間7万円ほど医療費を節約できるようです。また、歯のない人は認知症になりやすいこともわかってきました。
院長は2000年から歯科医師会で在宅委員会の委員長を務め、微力ながら近くの方へ訪問歯科診療を提供させていただいております。要介護の方で通院が困難な方は是非ご相談ください。
要介護者のうち、64-71%が歯科治療が必要ですが、2.4%しか歯科治療を受けていないというデータがあります。しかも、早急な対応が必要とされる要歯科治療者は12.5%もあるということです。* つまり、介護の世界は、無歯科医地区なのです。
その結果でしょうが、寝たきり高齢者の直接死因のトップは肺炎で約30%を占めています。東京医科歯科大学の大規模な調査で、在宅高齢者のうち、嚥下障害になっている人は18%、このうち誤嚥性肺炎を起こしていたのは57%に上りました。
口腔ケアは歯科が受け持つべきですが、現在の介護システム(主治医であるお医者さんとケアマネジャーが直接関わり、歯科は間接的にしか関われない)では歯科の存在が忘れられています。
また、東北大学の調査では、80歳で20本の歯がある人、つまり8020達成者と、残っている歯の数が4本以下の人を比較すると、その一ヶ月の医療費は約6,000円も差があることがわかりました。8020達成者は年間7万円ほど医療費を節約できるようです。また、歯のない人は認知症になりやすいこともわかってきました。
*令和元年日本歯科医学会「フレイルおよび認知症と口腔健康の関係に焦点化した人生100年時代を見据えた歯科治療指針作成に関する研究」
*平成28年度老人保健増進等事業報告書「介護保険施設における歯科医師、歯科衛生士の関与による適切な口腔衛生管理体制のあり方に関する調査研究」報告書 (日本老年歯科医学会)