!彩都トンネル開業!
彩都トンネルが2016年1月13日に開業しました。これまで彩都から当院までは遠かったですが、これからはトンネルを通って近くなります。当院から近くなった
りくろーおじさんの店 彩都の森店
にお昼に行って焼き立てパンをカフェで頂こうと思います。途中、これぞヘアピンカーブという場所も有りますので安全運転でお願いします。
外院バス停前にある歯科医院。元気になる入れ歯を作ります。訪問診療致します。口腔外科、小児歯科、マウスピース矯正、インプラント、歯周病治療、歯科検診、予防歯科
「亜熱帯の中国南部・広西チワン族自治区で微小なカタツムリの殻が見つかり、新種に分類したと、信州大とスイス・ベルン大などの研究チームが11日までに国際的な動物学誌ズーキーズに発表した。生きた状態では発見できなかったが、殻の最大幅(高さ)は0.86ミリと、針の穴に入るほど小さい。学術的に報告された種では世界最小とみられるという。」
昔読んだ「洞穴学事始め」という京大の吉井良三先生の書いた本の中に耳貝事件というのが有る。
食品偽装問題が紙面を賑わしていますが、歯科でも似たような問題があります。偽装には当たらないかもしれませんが、いわゆるセラミッククラウン、白い歯の材料についてのお話です。
当院でも、白い金属と言われるジルコニアを使ったセラミッククラウンを扱っていますが、最近は材料となるジルコニアブロックに海賊版が出回っているようです。ジルコニアセラミックと言っても海賊版にはジルコニア成分が50%しか含まれない物もあるようで、それでもジルコニアセラミックと言っているようです。価格は純正品の1/5の価格という物もあるようです。取引している技工所に確認したところ、もちろん純正品使用でした。強度1200Mpaと1100Mpaの製品です。
海賊版はみても分からないそうなので、対策のたてようがありません。少なくとも中国製の技工物などは絶対に使わないのが基本中の基本でしょうね。
新型Mac Pro、あまりにも高性能すぎて日本ではスパコン扱いに!?
という記事が載っていました。新型MacProの性能が良すぎて日本の法律ではスーパーコンピュータとして扱われる可能性が有り、販売するに当たっては様々な規制がかかってくる恐れがあるという記事です。
誰にでも一つや二つは特技というものはあるもので、院長は1970年代後半からコンピュータをさわり出しました。ちょうど、世間でインベーダーゲームがはやりだしたあたりです。努力の甲斐あって、独学でコンピュータのハードウェアを作れるまでになりました。APPLE IIコンピュータを使ってプログラムを書いたり、中古のIBMタイプライターを改造しAPPLE IIに接続して大学のレポートを書いたりしていました。もちろんAPPLE社のファンでもありましたが、IBM社のファンでもありました。APPLE社のファンが何故ライバルのIBM社のファンでもあるのかというと、中古IBMタイプライターのゴルフボールがカナコンビ(おそらく銀行で使われていた)のものだったので、レポートを作ったり、プログラムを打ち出したりするには不向きだったのです。そこで、英語仕様のゴルフボールをオフィス街のIBM社の事務所に買いに行ったのです。すると、IBMの販売員が「学生さんだろう」といって、使いすぎてピリオドの部分だけメッキが剝げた引き上げ品を事務机の引き出しから出してきて「これを使いなさい」と言ってタダでくれたのです。このようなことは一生覚えているものです。
話は変わって、1989年ころにX線断層画像の再構成装置を作っていた時です。X線ビデオ画像をコンピュータに取り込むためには、当時のコンピュータでは何千万円もかかる装置が必要でした。そこで、複数のコンピュータを使って画像を取り込み、処理しようと計画しました。イギリスの第五世代コンピュータ、インモス社のトランスピュータを使い並列処理で問題を切り抜けようとしたのです。トランスピュータはトランジスターの様にたくさんコンピュータを使い、それらをネットワークでつなぎ、課題を高速処理していく為に作られたコンピュータです。トランジスター・コンピュータをもじってトランスピュータと名付けられました。そのトランスピュータチップT800 4個とメモリー16Mbyteを載せ、画像取り込みメモリーを乗せた回路を設計してプリント基板を作りました。それを4枚半田付けしてつくり、16個のトランスピュータと1個の制御用トランスピュータでシステムを組んだのです。この枚数が、断層像の再構成に最低必要な枚数でした。T800cpu1個が10MIPSなのでシステム全体で160MIPSです。予備のプリント基板とメモリーとCPUもありましたのでもう一枚追加して200MIPSにしても良かったのですが、しなかったのには理由がありました。文部省からの通達で200MIPSを越える性能を持ったコンピュータはスーパーコンピュータとして見なされ届け出をしないといけなかったのです。届けるとやっかいな制約がありそうだし、性能を上げる必要もとりたてて無かったので文部省の言うところのスーパーコンピュータを作らなかったのです。この、ニュースをみて、今も同じ事が起こっているのだなと思った次第です。新型MacProが、昔 CRAYコンピュータ、今 京コンピュータのようなスーパーコンピュータだなんて誰も思わないでしょうから。ただ、新型MacProが少しCRAYコンピュータに形が似ている点を除いては。
歯科というのは、人間教育ということが中心になる診療科です。意外でしょう。
お医者さんが、心臓は毎日メンテナンスが必要などとはいわないでしょう。せいぜい休肝日をというくらいです。それには、努力や修練は必要としません。
一方、お口のメンテナンスと正面から向き合わないとどうなるのでしょう。人は生まれてから亡くなるまでずっとお口をメンテナンスしないと、確実に虫歯と歯槽膿漏になり、誤嚥性肺炎まで引き起こします。自力と他力のメンテナンスが必要で、その指導に当たるのが歯医者さんや歯科衛生士なのです。
日本人の歯周病罹患率はおよそ80%とされており、裏をかえせば80%の人が歯ブラシを使いこなせていないということを表しています。このことは、お口のメンテナンスが大変困難である事を示しています。ブラッシング指導を受けて、ブラッシングをマスターすることは人間形成に欠かせないものなのです。
よく"予防"という言葉を使いますが、お口のメンテナンスは、予防ではなく"予防を越えたメンテナンス"といってもいいのです。虫歯、歯槽膿漏、誤嚥性肺炎はメンテナンスを失敗した結果なのです。人として生まれた以上、歯ブラシの仕方をマスターするのに努力と修練を行うのは当たり前なのです。できない人は修行が足りないのです。
ゲーテの 「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」は教養小説として広く受け入れられています。教養小説とは 自己形成小説とも訳されるBildungsroman(ビルドゥングスロマーン)のことです。教養小説の代表格がトーマス・マンの「魔の山」です。最近の映画にハンス・カストルプなる人物が出てきているそうですが、彼は小説「魔の山」の主人公です。
先に、人間形成を手助けする過程の一つがブラッシング指導ということをいいましたが、自分で進んで行うもので、誰も代わりにするわけに生きません。ブラッシング指導というのは人間の自己形成を助ける行為という意味で自己形成小説に匹敵するものです。
歯科のブラッシングという行為は、"歯ブラシ一本でできるロマン主義"なのです。
歯科というのは食を支える仕事です。
全然関係ないのですが、徳岡という名字の有名な料理人がいます。
京都吉兆の徳岡邦夫氏です。
我が家では、だいぶ前にガス釜が壊れて以来、土鍋でご飯を炊いています。なかなか美味しくできなかったのですが、「徳岡流ご飯の炊き方」というのがNHKのHPに載っており、それを見てから美味しく炊けるようになりました。
ご飯を炊く時間は20分弱で、蒸らさないのが特徴です。
強火6分、いったんふたを取ってかき混ぜ、弱火12分です。
一度水加減や火加減を決めれば、後はタイマーをセットすれば炊けてしまいます。火加減は多少手抜きしても美味しく炊けます。
詳しくは 徳岡流ご飯の炊き方 で検索してください。
実は"徳岡流歯の磨き方"というのもあります。こちらの方は来院していただかないとお教えできませんが、虫歯や歯周病になったことがあるかたには、必ず習っていただきたいブラッシング法です。
昨年5月になくなられた音楽評論家の吉田秀和氏はNHK-FM放送で「名曲の楽しみ」というクラシック音楽のDJを長きにわたり担当されていました。その氏が最後に出版された本のタイトルが「永遠の故郷」です。この本は4部作で、「夜」「薄明」「真昼」「夕映」から構成されています。
4つのタイトルは、人の一生を現しており、人は元々永遠の故郷に住んでいたが、夜にこの世に生まれてきて、最後は夕映えの中に悟りを開き、またもとの永遠の故郷に帰って逝く。これはロマン主義です。
歯のメンテナンスも同じで、生まれてくれば母親にガーゼで拭いてもらう。歯が生えてきてしばらくすると自分で歯も磨くが、やはり母親にチェックして磨いてもらう。歯がすべて大人の歯になると自分の力で磨きだし、老人になると夕映えの中で歯磨きの意義をも悟り、また永遠の故郷に帰っていく。それがロマン主義。その、手助けをするのが歯科というわけです。
歯のメンテナンスは一生つづけていくもの。
メンテナンスができてこそ、一人前の人となる。
その手助けをするのが、家族と歯医者。
もし失敗すれば、虫歯と歯周病になる。
歯科というのは、病気の時に見てもらうだけのものではないのです。
歯ブラシ指導を通じて、ブラッシング法という教養を身につけてもらうのが歯科です。小説ではありませんがBildungsroman(ビルドゥングスロマーン)といえるのではないでしょうか。
この世の人、親ばかといって自分の子供は賢くおもえるものですが、反対に親がえらいと思っている子ばかの話を一席。
ストレスという言葉、今はみんな知っている言葉ですが、セリエ先生がストレス理論というのをを提唱したときは、言葉としてもまだなじみのない分野の学問でした。院長の父は、眼科医をしており、阪大の恩師の指示でストレスの研究を始めました。ウサギにアドレナリンを注射してストレスを与え続けどう変化するかという実験です。注射し続けてから数ヶ月後に"中心性網膜炎"が起こってきました。当時、中心性網膜炎の原因については細菌説、ウイルス説などの諸説が有りましたが、この実験によりストレスで起こることが証明されたのです。その、実験を続けていくと、あるとき、血管のなかにガスが噴き出してくるのを見つけました。それを調べたくても研究予算がない。噴き出してくるガスに関しては二酸化炭素CO2かアンモニアNH4だろうと推測しただけで、その解析は泣く泣くあきらめざるをえなかったそうです。当時、学生運動で大学は機能麻痺し、研究どころでは無くなり、1967年に、父は大学をやめました。よほど、そのことが気になっていたのでしょう、野球選手の張本が巨人軍に移籍し、中心性網膜炎にかかったというニュースが流れたとき、 その話をしてくれました。
1998年になって、ノーベル生理学・医学賞の発表を聞いてびっくりしました。なんと、一酸化窒素NOと一酸化炭素COとが気体の神経伝達物質である事を突き止めたことが受賞対象だったのです。しかもNOやCOは、血管内皮細胞に多く存在するとされていたので血管からガスとして発生してもおかしくありません。父がストレスを与え続けてウサギの眼底の血管内に認めたガスがCOやNOであるかどうかはまだ、誰も証明していないでしょうがその可能性は限りなく高いのです。さらに追求すれば他の発見がある可能性もあります。
その対象となった、フェリド・ムラド、ロバート・ファーチゴット、ルイ・イグナロの研究は1980年以降であり、父の発見の10年以上も後からの研究です。 父が、充分な研究費をもらい、ウサギの眼底の血管中に発生するガスを追求できたなら、そのガスがCOとNOであると分析できていた可能性は充分にあったわけで残念なことです。父が研究をしていた大阪市大は学生運動が過激だった大学として有名であり、父が、病院にまで押しかけて暴力をふるう非常識な学生の対処に追われていたことはつくづく不幸なことであったのです。
院長が歯科医になったとき、顎関節症の研究が花盛りでした。顎関節症はストレスで起こるともいわれてました。もし、それならアドレナリン、ノルアドレナリンを注射すれば動物に顎関節症を起こせるはずです。動物の顎関節症を見たことがありませんので、そういった研究はしなかったのですが、褐色細胞腫(Pheochromocytoma)という病気ではアドレナリン、ノルアドレナリンが過剰に産生されます。その病気と顎関節症に関して文献的に調べられば何か出てくるかなとおもって、少しだけ調べてみましたが顎関節症は出てきませんでした。顎関節症がストレスで直接的に起こるということに疑問を持った次第です。顎関節症は、どちらかというと、物理的、形態機能的に起こるのではと思っています。
今年もノーベル賞の季節がやってきました。院長は1995年3月から5月の3ヶ月の間、ノーベル賞を授与する事で有名なカロリンスカ大学に阪大からの客員研究員として滞在しました。ヴェランダー教授には、大変お世話になり、スウェーデンのことをいろいろと教えていただきました。ヴェランダー教授は多趣味で、古代エジプトのヒエログリフ、また、古代ゲルマンのルーン文字も読むことができるという特技を持ちます。そのヴェランダー先生の誇りはやはりアルフレッド・ノーベル、そしてカール・フォン・リンネだそうです。リンネは博物学者であり、分類学を確立しました。ロマン主義の文豪ゲーテも植物哲学をはじめとするリンネの本をよみ、後にゲーテの植物変形論(Metamorphose der Pflanzen)としてその研究を結実させました。
アルフレッド・ノーベルの話に戻りますと、ノーベルはダイナマイトの発明で巨万の富を得ました。質素な平屋に住み、生涯を独身で過ごしたノーベルですが、世話になった女中さんに退職金代わりの希望を聞いたところ、控えめに、ノーベルの1日分の収入をくださいと言いました。ノーベルはその通りにしました。女中さんが思っていたこととは裏腹に、大金持ちになったのは言うまでもありません。
アルフレッド・ノーベルと直接関係はありませんが、当院では、スウェーデンおたくの院長がノーベル・バイオケア社のインプラントを使っております。今の方式のインプラントの発明者であるブローネマルク氏と関係するインプラント会社の元祖です。
投稿者 徳岡デンタルクリニック | 記事URL
2013年10月10日 木曜日
フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣展
2013年10月20日(日)まで、
中之島の国立国際美術館で「貴婦人と一角獣」展が開かれています。
貴婦人と一角獣の6面の巨大なタペストリーはフランスの至宝であり、フランス国外に持ち出されることは今回で2回目です。カルメンを書いた19世紀の作家プロスメル・メリメやロマン主義作家ジョルジュ・サンドがこの作品について触れたことで有名になりました。
それぞれ「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」という5感に関係している5作品と「我が唯一の望み」と書かれた1作品です。「我が唯一の望み」については"愛""知性""結婚"など諸説があるそうです。
歯科というのは食を支える仕事ですので「味覚」については直接関係します。ペンフィールドの脳地図というのが有り、運動神経と感覚神経の脳における分布を表しています。その中で、舌・歯・口唇といった歯科に関係する部分がかなりの割合を占めているのがわかります。人間食べることには執着がありますものね。脳を活性化するのに口の中を健康に保つことが大切なのです。
「我が唯一の望み」を心のこととすると、唯一ではないにしても、"我が望み"は美味しものを食べることではないでしょうか。心を満たし脳を活性化するのに口の中の健康は重要です。
参考 ペンフィールドの脳地図
(2)脳の中の地図 - 日本学術会議_おもしろ情報館
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