自分に合った歯科医院を選ぶ基準の一つとして歯科医師と自分の相性があるかと思います。
自分が気に入った歯科医院を見つけて、治療をしていただければ納得のゆく治療を受けられるのではないかと思います。
そして、治療に必要な情報は全部出すようにして、そのうえで歯科医師とご相談のうえ、お勧めのものを説明してもらったらいいのではないかと思います。
勉強するのは大事ですけれど、ご自分が判断するのは、はっきりいってまず無理だと思います。
歯科医師は今までやってきた自分の経験上、この場合はこれがいいと判断して治療を行っていますので、ネット等でどこかの歯医者さんが「これがいいと言っているからこれをしてください。」ということは、ご自分に合うかどうか分からないので、あまりお勧めできないと当院では考えております。
歯科治療は、むし歯を詰めることからすべてオーダーメイドです。
レディメイドのものはひとつもありません。そういった意味で、当院では「ビスポーク」ということを意識しています。
ビスポークとはイギリスの仕立屋さんなどが始めている、最上級のオーダーメイドのやり方です。
最近、インフォームドコンセントの間違った認識がテレビ等で一般に広まっています。
例えば、歯を詰める際に使用するレジンはアクリルですが、アクリルを詰めるは嫌だからほかのものにしてくれと言われても、代用品はありませんので歯科医は困るわけです。
誤った認識のもとでドクターが情報を出せば、「私が判断するんだ。」とおっしゃる人がいらっしゃいますが、これは少々問題があります。そこは患者様にはご判断できない部分だと思います。
また、「下手に情報を出したら損」と思い情報を取らなければと思っている患者様も見受けられますが、カウンセリングというのは、患者様が話してくれないとできません。
当院では「どういう治療をして、どうなりたいのか?」を患者様から情報を提供していただければご納得のゆく治療を受けられるようにお聞きした情報を元に、いかにインフォメーションを取り込んで、どういう治療をしたら良いか、を判断させていただいております。
これが私たちが考える「患者様が納得のゆく治療の第一歩」です。
ご来院いただいた際は「何をしてほしいのか?どうなりたいのか?」主訴をはっきりと言っていただきたいと思っておりますので、ご遠慮なくおっしゃって下さい。